Webアクセシビリティの学校 基礎から学ぶ初級講座に参加しました
植木 真さんによる「Webアクセシビリティの学校 基礎から学ぶ初級講座」に参加しました。 マークアップのセミナーに参加する機会があんまりなかったので今日は特に楽しみにしていました。
- ウェブに置けるアクセシビリティとは?
- さまざまなユーザーの利用特性
- アクセシビリティの基本テクニック:初級編
についてのお話でした。
ウェブに置けるアクセシビリティとは?
より多くのユーザーがより多くの場面でより多くの使い方をえらべるようにすること
より多くの利用環境をサポートして、より多くのユーザーにリーチできるようにすること
「ウェブに置けるアクセシビリティとは?」ではアクセシビリティとはなんぞや、といった基礎的なことから丁寧に教えてくださいました。
お話の中では障害がある方や高齢の方だけではなく、一時的な制約があってアクセスできない理由があることを知りました。(例えばマウスの調子が悪い、眼鏡が壊れた、モノクロで印刷した、周囲が騒がしいなど)
さまざまなユーザーの利用の特性
VoiceOver
Mac OS/iOSに標準で入っている「VoiceOver」の紹介がありました。iPhoneの設定から一般>アクセシビリティ>VoiceOver を選択して、VoiceOverをONにすると使えます。でも、ONにすると普段の操作では使えなくなるので、きちんと操作方法を学んでからONにしましょう。私は操作方法を知らないのにONにしてしまってかなり焦りました…。
詳しい記事
高齢者社会
特におどろいたことは1035年位は3人に1人が高齢者になること。 うえきさんが始めに紹介されていた「アクセスできない理由」に加齢から来る衰えという項目がありました。これからウェブサイトをみるために補助するツールを利用する人たちが増えるかもしれませんね。
アクセシビリティの基本テクニック:初級編
実際にアクセシビリティのテクニックを教えてもらいました。テクニックの量はたくさんあったのですが、まだ知らないテクニックもあって勉強になりました。たとえばdivをクリックするんじゃなくてa要素を使うとか、テーブルも複雑にしないとか。 アクセシビリティとしてはなるべくシンプルに記入できるようにしたほうが良いんですね〜。
ヘッドラインに定義リストを使うこと
4月くらいからずっと疑問に思っていた定義リストをヘッドラインに使うお話がセミナー中に出たので、セミナーの後に聞きにいくことができました。 定義リストというにはちょっと違う気がするけど、でもあまりアクセシビリティ的には支障がでることはないみたいでした。
すごく小さな質問だったのですが、個人的にはスッキリすることができました〜!人によってマークアップが違っていいんですよね。でも、それが間違っているのか、それで正しいのかという判断がまだ難しいです。
アクセシビリティ的には支障がでることはないみたいですが、定義リストを使うことは疑問に感じているので今度からは ul li を使って日付は span を使っていきたいです。
最後に
セミナーの前には作ったサイトを実際に見てもらってアドバイスをもらうことができました。 はやめに会場に来てよかったです。植木さん、ありがとうございました!
植木さんが日本語訳したMac用のWebアクセシビリティのチェックツールをつくっているそうなので、要チェックですね〜!