a-blog cmsでテキストユニットをマルチ言語対応した記事を表示する方法

a-blog cmsのテキストユニットをマルチ言語対応する方法 にてご質問がありましたので、こちらで実装方法を説明したいと思います。

あらかじめ、a-blog cmsのテキストユニットをマルチ言語対応する方法 を参考にして他言語用テーマを作成してください(/include/unit.html の{text}を{text2}に変更したテーマをご用意ください)。

エイリアスとルール機能を使った実装方法

今回は実装も簡単なエイリアスとルール機能を使った実装方法をご紹介します。

1.エントリーを登録する元のブログに、エイリアスを作成します。

名前、ドメイン、コードネームを入力します。 あとで使うため、エイリアスIDの値を覚えておきます。



2.次にルールを作成します。 ルール名とエイリアスIDを記入したら保存します。



3.ルールの一覧ページに戻り、先ほど作成したルール名の「コンフィグ」ボタンをクリックします。 テーマ設定をクリックして、英語サイト用に作ったテーマを適用します(/include/unit.html の{text}を{text2}に変更したテーマですね)。



4.http://ドメイン名/エイリアスのコードネーム/ にアクセスするとユニットの本文が{text2}に記入した文章が表示されているかと思います。


ユニットがマルチ言語化対応されました


実装方法については以上です。

テーマを別に作るので、全く違う外見ににすることもできます。同じ外見なら、日本語サイトのテーマを継承して作るのがいいと思います。

テーマの継承

テーマの継承を使えば、違うフォルダにあるCSSやHTMLを自分のフォルダ内にあるかのように使うことができます。

デフォルトで同梱しているテーマだと、sample@blog2014が例に挙げられます。


blog2014と同じ階層にsample@blog2014がある

sample@blog2014にはindex.htmlがありませんが、index.htmlが使えるようになっています。この場合は継承元のblog2014のindex.htmlが使用されることになります。sample@blog2014にindex.htmlがあればsample@blog2014のindex.htmlを優先的に表示する仕組みです。


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著者

デザイナー

森田かすみ

名古屋のスタートアップで働く、デジタルプロダクトデザイナー。

2013年に新卒でWeb制作会社に入社し、受託制作のマークアップエンジニアとして勤務した後、CMS開発部門のデザイナーへ転身。

2023年5月にSaaSのプロダクトデザイナーへ転身。
現在は新機能にまつわるUXを考慮したUI設計、機能マーケティング支援などを担当。
ストレス発散方法はかっぱのイラストを描くこと。

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