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26歳になったので1年間をまとめてみる

今日で26歳を迎えました。ここ最近の数年は、お誕生日エントリーを書くことを目標にしていろんな活動をしているので、今年もお誕生日エントリーを。今回は個人的な内容なので、いつものブログの真面目な感じではなくゆるくふわっとした内容になります。

これまでのお誕生日エントリーは以下から。

目次

  • マークアップエンジニアからデザイナーへ
  • 登壇活動
  • 勉強会運営について
  • 25歳で出会った素敵な書籍
  • 25歳で参加して印象に残ってるセミナー
  • 26歳の目標:「落ち着ける環境作りをする」

マークアップエンジニアからデザイナーへ

25歳であった一番の変化はマークアップエンジニアからデザイナーへ、社内でジョブチェンジを行ったことです。a-blog cmsのデザイナーとしてサイトの改善、管理画面のUI改善、a-blog cmsに関するプレゼンなど行ったりしています。コーディングができるので、自分が起こしたデザインは自分で全てコーディングしたり、私が作ったデザインを元に他の人が書いたコードを微調整したりできるので、その点は比較的スムースかつ潤滑に作業できています。

デザイナーさんの気持ちがわかってきた

エンジニアだったときは「なんでこのパーツがないんだろう」「このデザインがなかったらおかしいでしょう」と不思議に思っていた部分があったのですが、自身がデザイナーになってからはコーディングしていく工程でやっと制作物に現実味が増す感覚を感じがしています。なぜ世の中でプロトタイプが重要視されているかがだんだんと理解できてきました。

自分でコーディングしていると、「こういう動作なら、こっちのデザイン案のほうがいいのでは」と作りながらアイデアが出てくることもあります。デザインの法則性を作ったり守るためにはデザインカンプはとても大事だと思いますが、法則を作った後、微調整のためにコーディングしながらデザインしていくことはアリだと感じでいます。

デザインカンプの段階ではデザイナーの想像力の範囲でしか書き起こせないんだと分かってきたので、あまりにも現実的でなければデザインカンプから制作物がどんどんずれていってしまう可能性があります。そのため、これからは想像力を養うこと、早めのプロトタイプを心がけていきたいです。

エンジニアからデザイナーになってみて

エンジニアからデザイナーになったことはメリットもある反面、やっぱりグラフィック作りに関してはまだ素人な部分があるので、先輩の教えを講じている状態です。もともと社会人になる前はずっと絵を描く勉強をしていたためか、デザイン作業はその感覚に近くて楽しく仕事ができています。

ただ前よりも仕事範囲が増えているので頭の切り替えが大変になってきているのがネックです。しばらくはデザインを中心に勉強していきたいです。コーディングもまだまだできるようになりたいし、WebツールやWebサービスなども作ってみたい気持ちがあるので、今後はデザインを仕事にコーディングを趣味にできるようにしていきたいです。

登壇活動

今年もセミナーに呼んでいただくご縁がありました。参加してくれた方々、呼んでいただいた方々、お世話になった方々、本当にありがとうございました。

他にも、自分が主催している Frontend Nagoyaなどで話したりしています。他にもお声がけいただくことあったのですが、別の予定が入っており断ってしまうことが数多ありました。いろんな方と話すことや遠方にいくことは大好きなので、気軽にお声がけいただけるとうれしいです。26歳もどこかに呼んでもらえるように、励んでいきたいと思っています。

勉強会運営について

四半世紀を迎えるので一年間を振り返る | 活動 | mkasumi.com」でも書いてあるのですが、

今のところ、セッション形式の勉強会なので開催は不定期に行なっています。誰かが「Frontend Nagoyaやりたいよ」「話す場所が欲しいよ」「名古屋行きたいよ」と言った声があれば開催するスタイルを取りたいと思います。...(省略)... 無理なく、ゆるふわに運営していく方針です。

今もこの形式は変わっていません。不定期の勉強会で、誰かが「話したい」「開催したい」という声があれば開催する予定です。今年学びがあったとすれば、

  • 平日は普段来る人たちが来れないので、土曜日開催する
  • LTもメインセッションも時間が関係なくなる

くらいです。

基本的にFrontend NagoyaではLTでも時間制限設けないようにしました。

これは、登壇者がいなくて困っていたら、SaCSSを主催しているハムさんが「そんなときは5分からでお願いしている」と言っていたことがきっかけです。初めは5分だと言ってた人も結局は10分とか20分とか喋っちゃうそうです。やってみたら、本当でした。

もしセッションが埋まらなくて時間が余った分をもくもく会の時間を設けることで、懇親会に参加しない人でも参加者の人と交流できるし、疑問に思ってることを聴ける機会が作れるようになりました。

あとはイベントを通して私が苦手なこともだんだんと把握できてきました。苦手なことは今までは克服しようと頑張っていたのですが、もうやらないことにしました。それか、自分でやらずにみんなに頼んで仕事をお願いするようにしています。

  • セッション時間のタイムキープ
  • 懇親会の場所決め
  • 懇親会費の徴収

実は、今までよくコミュニティっていうものがよくわかっていなかったのですが、いろんな人にお仕事をお願いすることでコミュニティらしさを感じられるようになってたという部分があります。私が苦手な部分を補うことも目的ですが、よりコミュニティらしくしていくためにも私の仕事は減らしていく方がいいのかなと考えています。どちらかというと私自身は人に頼ることが苦手な人間なので最近はがんばって仕事振っています。

ゆくゆくは私は何もせずに、参加者のみんなに「久しぶりですね〜」って声をかけてるだけのゆるキャラポジションを目指したいなと思っています。積極的に皆さんに仕事を押し付けていこうと思っています。

あと、新しくデザイン系の手を動かして学ぶ勉強会も開催しようとしています。こっちはすでに日付も会場も決まっていて、4月13日(土)に開催します。募集はまだなので、こちらも順次公開する予定です。

25歳で出会った素敵な書籍

他にもたくさん素敵な書籍がありましたが、読みきったものの中から選ぶと以下の2冊はとくに印象に残っています。

25歳で参加して印象に残ってるセミナー

書籍同様、他にもたくさん素敵なセミナーがありましたが、選ぶと以下の2つはとくに印象に残っています。

インフォグラフィック・エディター櫻田潤「ビジネスに必要なデザインマインド

以前から知っていた櫻田潤さんにお会いして、お話しできたことにとても感動でした。知識として何か新しいことが学べたか、というよりは櫻田さんのような物腰が柔らかい感覚で生きていきたいな、という指針が自分自身の中にできました。

トリエンナーレスクール テクノロジーと幸福は比例するか?

ドミニク・チェンさんによる『テクノロジーと幸福は比例するか?』は偶然知ったものでしたが、とても衝撃的でドンピシャな内容でした。私はデザイナーになる上で、デザインする力は良い方向にも使えるけれど、用途によっては悪い方向にも利用できるのではないかと気づき、ちょうどデザインについて学ぶことが少し怖くなっていた頃でした。例えば、スマートフォンアプリを例にするなら、果たしてユーザーが利用する時間が長くなればなるほど開発者側は「利用時間が増えた」とうれしくなるかもしれませんが、ユーザーの利用時間数を増やしたことによりもしもユーザーがスマートフォン依存になってしまえば、それは果たしてユーザーの幸せに結びついていると言えるのか?という疑問です。

セミナーをきっかけに、この事実と疑問に気づいてからは「関わるユーザーの幸せを基準にする」という考えが自分の中にでき、広くなりました。とてもいいセミナーでした。ドミニク・チェンさんが携われている「TypeTrace」があいちトリエンナーレに出品される予定だそうで、今年のあいちトリエンナーレが楽しみです。

26歳の目標:「落ち着ける環境作りをする」

26際の目標は充分に自分の力を発揮するために「落ち着ける環境を作りをする」ことです。

私個人の力を十分に発揮するための環境づくりの力がまだ足りないのかなと思っています。自分が落ち着く方法を探していきたいと思っています。

  • 時間に余裕を持つ
  • 気分が上がるアイテムを把握しておく
  • 定期的に息抜きをする
  • 身の回りのものを整理整頓する

気分が上がるアイテムの中に、私の中では自分のイラストが割と上位にランクインしているので、自給自足できるように今年も少しでもイラストを書いていきたいです。今年はちいさなイラスト集を作ることを目標にしようかなと思っています。

あとはSVG絵本もまた再挑戦したいです。これは作れたらFrontend Nagoyaで発表する予定です。がんばろう!

最後に

26歳もがんばっていきます。よろしくお願いします!


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著者

デザイナー

森田かすみ

名古屋のスタートアップで働く、デジタルプロダクトデザイナー。

2013年に新卒でWeb制作会社に入社し、受託制作のマークアップエンジニアとして勤務した後、CMS開発部門のデザイナーへ転身。

2023年5月にSaaSのプロダクトデザイナーへ転身。
現在は新機能にまつわるUXを考慮したUI設計、機能マーケティング支援などを担当。
ストレス発散方法はかっぱのイラストを描くこと。

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