活動

activity

活動

「マークアップの最適解を見つけ出す方法」というセッションをDevLOVEにて発表しました

2016年9月23日(金)に、DevLOVEという勉強会に話し手として参加しました。今回は東京でしたが、DevLOVEは仙台や関西でも開催している勉強会です。なんと今回が198回目だそうです。


(写真)登壇風景

今回お話しした理由

今回の勉強会では、「マークアップの最適解を見つけ出す方法」というタイトルでお話ししてきました。もともとアップルップルの社内勉強会で、後輩に向けて話した内容だったので基本よりももっと根っこになる考え方の部分についてお話ししました。

私がこの内容を話そうと思った理由は、これから勉強する人たちに私みたいにマークアップで悩まないで欲しかったからです。私はとても長い間マークアップに悩んでいました。今はたくさん学ばなければいけないことがたくさんあるので(開発環境、作業効率、メンテナンス性などなど)、なかなかじっくり悩むということが難しいかもしれません。ですが、マークアップはまだまだ重要ですし、だからこそ基本のところは知って欲しいという思いがあります。

なので、私が何に悩んで、どういう風に普段落とし所を見つけているのかを共有したいと思いました。マークアップは一般的な正解を導き出すのはなかなか難しく、意見がたくさんあります。どのマークアップを選ぶのか、悩んだときにどうやって解決するのかを自分で導き出して欲しいと思ったので、納期を守りつつ、クライアントの要望に沿いながら、どうやって最適な解答を導き出したらいいのかを、マークアップエンジニア歴3年半の私の考え方をまとめました。

今回のセッションは考え方の部分が多いので、がっちりしたテクニックの知識がほしかった方には物足りないように感じたかもしれません。ですが、私が今回聞いてほしいと思っていたマークアップをこれから始める方にはしっかりと伝えられたようでよかったです。

当日のスライドについて

スライドだけでは伝えたいことが伝わりきれない気がしたので、当初は一般に公開する予定がなかったのですが、後日に開催された CSS Niteに参加した際に、Web業界の先輩方に「公開したほうがいいよ」とご意見をいただいたので、一度だまされたと思って公開することにしました。


スライドだけでも分かりやすくなるように、当日発表したものより少し補足をしておりますが、スライドだけでは伝えきれないことがあります。ぜひ、目の前でお話しして伝えたいと思いますので、ご興味がある方は以下の今後予定している勉強会に来ていただけると幸いです。

名古屋はタイトルが違いますが、ほぼ同じ内容を予定しております。

そのほかのセッション

その他にもセッションが行われました。

  • 「Webフォントの話」ソフトバンク・テクノロジー株式会社 関口さん
  • 「次世代次世代デザインツールを使ったマークアップのためのWebデザイン術」アップルップル 今井さん

関口さんのお話はフォント愛に溢れていて、そこまでフォントに関心がない私でも楽しく聴けました。今回のセッションでご紹介されていた FONT PLUSさんの文字詰め機能は弊社も使っていてデザイナーさんが感動していました。

今井さんのお話は、コーディングしやすくなるようにどうやってツールを使ってデザインカンプを作っていけばいいのかというお話でした。私のセッションに対してとても具体的で明日から使える内容でした。Adobe XDのお話を聞けたのも良かったです!

もう一つ、セッションではないのですが、 DevLOVEで行われていた「ダイアログ」というものがとても印象的で、話し手側もとても楽しく参加できました。

DevLOVEで行われた「ダイアログ」


(写真)ダイアログ

ダイアログでは、行われたセッションについてグループを作り、意見を交わします。他の方と意見を交わすことがあまり得意ではない方もいらっしゃるかもしれませんが、あらかじめ「グループ内で意見が出たことについては批判しない」というルールを設定することでみなさん話しやすく、楽しめたのではないかなと思います。

勉強会に行って、少しの時間だけでもアウトプットができる場が用意してあるというのはとてもよい試みだなあと思いました。

DevLOVEでは登壇者やスピーカーと呼ばず、「話し手」とあえて呼んでいるそうです。そういった前置きがあったおかげで、私自身も楽しく参加できました。また機会があればぜひ参加したい勉強会でした!


この記事をシェアする

著者

デザイナー

森田かすみ

名古屋のスタートアップで働く、デジタルプロダクトデザイナー。

2013年に新卒でWeb制作会社に入社し、受託制作のマークアップエンジニアとして勤務した後、CMS開発部門のデザイナーへ転身。

2023年5月にSaaSのプロダクトデザイナーへ転身。
現在は新機能にまつわるUXを考慮したUI設計、機能マーケティング支援などを担当。
ストレス発散方法はかっぱのイラストを描くこと。

おすすめ記事

この記事のハッシュタグ から関連する記事を表示しています。

他の方法で記事を探す

2024年10月

年間カレンダーへ
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31