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最終日前日にあいちトリエンナーレ2013に行ってきました!

あいちトリエンナーレの会場の1つの名古屋市立美術館


最終日前日の26日にやっとあいちトリエンナーレ2013にいってきました!
あいちトリエンナーレとは3年に一回行われる芸術祭のことで、2013年は「揺れる大地―われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」をテーマに8月10日~10月27日の間に開催されました。
今回私は国際美術展が行われいる、愛知芸術文化センターの8Fと10F、そして名古屋市立美術館の作品を見てきました。



左は名古屋市立美術館の空飛ぶ泥船。こちらの作品は屋外の作品で、予約すると中に入れたみたいです。


右は愛知芸術文化センターの作品。角が生えてたり、動物の足になってたり、普通の椅子かと思ったところには小さい動物がいたり。動物の角好きなので惚れちゃいました。1脚ほしい!


11Fの展望回廊。
ここでは窓にらくがきみたいな絵がたくさん書かれていました。その中の一つです。
影のことも考えて描いてらっしゃる。すごく作家さんが描いていて楽しそうだなと思える、遊び心が満載な作品でした。外国の方の作品で、中には英語で書かれている箇所もあったのですが、日本人の人も普通に笑っていました。
話す言語が違うのに通じてしまうから絵はすごいなあと改めて思ったり。
そのうえ落書きのさきに見える夕日と町の風景とか、影が映った壁もきれいで面白かったです。


展望回廊から見た景色

壁に移った絵


ほかには、人が通るとビルの立体物が揺れて地震を思わせるような作品だとか、発砲スチロールで作られた崩壊した瞬間の留置所、あいちトリエンナーレのパンフレットなどにも使われている作品のサンチャイルドなどインスタレーション作品や立体物の作品が多くて、すてきな作品ばかりでした。

絵画も好きですが、制作者が面白いと感じたもの、気づいたものをインスタレーションまたは立体物として表現することでお客さん側も体験することができる作品があって面白かったです。普段芸術とは無縁な妹と一緒に行ったのですが、妹も楽しそうだったので、あまり芸術に興味がない人も楽しめるところがいいなあと思いました。

できてるかどうかは別として、個人的になにか作るときに大事にしたいと思っているものとしては、

  • 見てわかりやすいもの、言葉がわからなくてもわかりやすいもの
  • 見ている側も巻き込めるもの、いっしょに何かを共有できるもの

あいちトリエンナーレ2013では上2つが感じ取れる作品があったので、個人的に行けて満足です。 自分が作るときに自然に大事にしたいと思ってるものを見ることができて、自分のためにもよかった!



一番左のあいちトリエンナーレのチケットを持っていると、名古屋市立美術館の常設展も見ることができました。
常設展は通常の美術館なので写真は残念ながら撮っていません。
2010年のときにもあいちトリエンナーレと一緒に常設展を見たのですが、3年経っても好きな作品は変わらないものですね。ただ、前回のときと違って、大きい作品とか絵具をガッツリ使ってる作品をみると「お金かかってるな~」という汚い目でみれるようになりました。いつか大きいキャンバスにガッツリ絵具を使って贅沢な感じで絵を描いてみたいなあ。
そのためにもまた月曜日からがんばります!


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著者

デザイナー

森田かすみ

名古屋のスタートアップで働く、デジタルプロダクトデザイナー。

2013年に新卒でWeb制作会社に入社し、受託制作のマークアップエンジニアとして勤務した後、CMS開発部門のデザイナーへ転身。

2023年5月にSaaSのプロダクトデザイナーへ転身。
現在は新機能にまつわるUXを考慮したUI設計、機能マーケティング支援などを担当。
ストレス発散方法はかっぱのイラストを描くこと。

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