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WCAN 2014 Springに参加しました

3月8日にWCAN 2014 Springに開催しました。スタッフとして働きつつ、Web制作者としてもお話を聞いてきました。

今回のセッション

以下、セッションのメモ(8割)および感想(2割)です。

シンボルフォントで広がるフラットデザインの可能性

Retinaディスプレイのときは解像度を2倍にした画像を読み込む方法もありますが、今回はシンボルフォントのお話です。シンボルフォントはツールを使うことで思っていたよりも作成が簡単そうな印象を受けました。SVGではなく、シンボルフォントの導入も考えていきたいです。

シンボルフォントだけじゃなくてGruntも導入したくなるセッションでした。本題ではないですが、「1秒でできるのと5分でできるのは全然違う」とセッション中に河村さんがおっしゃっていたのが印象に残っています。早く退社するためにも、やっぱり効率よく仕事できるようにGruntに限らず、ツールを積極的に案件にも導入していきたいですね。

メモ

シンボルフォントのいいところ

  • なめらか(Retinaなどの高解像度のデバイスにも対応)
  • CSSで色がコントロールできる
  • サーバーリクエストが減る(=速い)
  • あとからの変更が簡単!(Gruntでファイルを監視して変更をすぐ確認)

シンボルフォント提供サイト

これらのサイトには自分が使いたいフォントが全て提供されているわけではありません。自分で作る必要があります。

フォント作成のコースはさまざま。以下はセッションで紹介されていた3コースです。

AコースGlyphs Mini→OTF形式に保存→FontPrep→WebFont
BコースIllustrator→SVG形式に保存→IcoMoon→WebFont
CコースSketch→SVG形式に保存→Grunt→WebFont

多くの人は「icon」のiってことでHTMLは<i>タグを使っているようです。HTML的に気になる人は<span>タグを使いましょう。ちなみにBootstrapは<span>タグ使っていますね。

CコースのGruntの監視プラグインを使うと保存したらすぐ反映させることができます。SVGからWebフォントに変化するプラグインはgrunt-webfontを使用しているそうです。

スライドはSpeaker Deckにて公開されています。

ホームページの使いやすさって閲覧する人のためだけのもの?

ユーザーには2種類いて、ホームページを使用する人と、運営する人がいます。今回はユーザーの中でもホームページを1番使う運営する人に視点を置いたお話でした。管理画面のデザインが用意してあることは経験上ないので、個人的にはとても興味のあるセッションでした。

セッション中、過去自分が作ったサイトがぐるぐる頭を駆け巡らせていました。中には入社したてのときに作った正直言って運用しづらいサイトもあるけど、最近は割と使いやすいものが作れているかなと勝手に思っています。 運用しづらいかしやすいかなんて意見もあまり聞く機会がないから難しいところですよね。他の人が制作してる管理画面をみる機会なんてなかなかないから真似することもできないですし。そういうこともあって、今回のお話は意外と貴重だなーと思いながら聞いていました。

私の会社で制作してるサイトは全て自社製CMSが必ず入っています。つまり、私の会社ではサイトを制作する上で管理画面は絶対に欠かせません。これからは少し時間を作って管理しやすいサイト作りをより意識していきたいですね。

メモ

設計のポイント

  • 自分が何をしているかわかる(例:タグ機能を他の用途に使用しない、専用のカスタムフィールドをつくる)
  • できることを活かす(例:ホームページはわからなくてもExcelはできる)

運営しやすいホームページを作ると、運営者が育てるホームページに繋がります。

ホームページを育ててもらうために

  • IKEA効果(自分が時間をかけたものは愛着が湧く)
  • 運用しづらいと放置されてしまう

スライドはSlide Shareにて共有されています。

Web制作者の価値とは何か 〜成功するWeb制作ビジネスのつくりかた

こちらはタービン・インタラクティブの志水さんのお話です。

私はまだまだ「ビジネス」の部分に携われる立場ではないのですが、お話のなかにはこれから意識していけることもありました。例えば「価値のあるポジションでプレイする」はビジネスに携わっていない新入社員や学生さんでも今から実践できます。ビジネスではないところでも使えそうな考え方だし、私にはなかった考え方だったので面白かったです。

もし自分がビジネスをするようになったときのためにこのセッションのお話を覚えておこうかと思います。

メモ

儲けたから楽しいことをするんではなくて、お金を使って、楽しいことをして、もうける。

  • 社員がいなくなったからお金を使って新しい大きいオフィスを。
  • 何百万というお金を払って登壇者としてセミナーをした。お金を捨てて、会社の名前を売っていた。広告代理店からの案件を避けたかった。

お客さんからの要望は断る。 大きい仕事を得るためには、小さい仕事を断りヒマを作って、大きい仕事をする時間に当てる。

  • 価値のあるポジションでプレイする(私はこれなんだというこだわりから離れる)
  • お客様の言う通りには動かない
  • 大切なことにはお金を使う

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著者

デザイナー

森田かすみ

マークアップエンジニアからWebプロダクトのデザイナーへ転身し、現在はUI/UXデザインを勉強中。
ストレス発散方法はかっぱのイラストを描くこと。

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